琵琶湖は湖畔に彼の実家があります。
京都に着いて先ず彼のお姉さん夫婦のお宅へご挨拶に。
先月産まれたばかりの女の子との3人家族。
美容院をやっています。
最初は三条の繁華街でやっていたそうですが、どうしてもこだわりのお店にしたいというので同じ三条に移転したそうです。
そのこだわりというのが。。。。。。。。。
京町屋を改装したものです。
京都の方ならお馴染みなのかもしれませんが滅多に見られない私にとってこの町屋、感動です!!!
ご主人のこだわりがたっぷり散りばめられています。
この戸を開けると京町屋の特色、まっすぐ伸びた土間です。
どうです、この美しさ。
この通路の天井です。
天井はわざわざ小窓を作ってもらって自然光が入るようにしたそうです。
これから身内になる方とはいえ初対面で写真を撮りまくるのも失礼な話なのですが、blogをやっているので。。。。
と勝手な理由でいろいろ撮らせてもらいました。
これはおくどさんといわれる、ご飯などを炊く釜戸をそのままインテリアとして生かしたものです。
その上にはこだわりのアイテムを置いて新旧の融合がステキな空間です。
レトロなアイテムで落ち着いた色合いが多い中、赤と青の鮮やかな色が全体にアクセントを持たせています。
お店に入る前に、向かいの建物から外国人男性が自転車に乗って出かけようとしているところに出くわしたのですが、後で聞いたらその方がこのお店の内装をしてくれたそうです。
お店の名前はMir(ミール)
完全予約制なので待つことはないのですが、こんな空間なら待っている間いろいろ見て回りたい感じです。
3、40分程の訪問でしたが、いい写真が撮れました。
あっ、違う!初の顔見世のご挨拶に行ったのでしたぁ(^.^;)
お昼も過ぎ、お腹が空いたのですがどこも美味しそうで。。。。
三条の繁華街を歩いていると、かっぱ寿司の看板がぁ。
同行者はよく食べそうだし迷わず中へ(^_-)~♪
満腹中枢もマックス信号になったのでタクシーで清水寺へ。
この運転手さんが独り言も含めよくしゃべる人で、2メーターの間に京都事情がかなりわかりました。(^_-)~♪
何処から来たかの質問に始まり、東京でも余震がまだあるのかの話になり、地震で外国人観光客の激減。 清水寺でも殆ど見ませんでした。タクシーも旅館もかなりの影響とおっしゃてました。
また、連日の黄砂で遠くの景色が見えないこと。 観光地としては痛手で春に多いそうです。
清水寺から京都タワーがうっすら見える程度ですから黄砂の影響は困ったものです。
京都の地形の説明もありました。← 東西北には山があり南は大阪だとか。。。
ふと質問をしてみましたが、京都弁が良く分かっていないので以下の会話は京都弁だと思って読んでください。京都の方には最初に謝っておきますm(_ _)m
私:高瀬川は汚れてなくてきれいですね。
運転手さん:毎朝掃除してはるんですぅ。
私:毎朝って、ボランティアか何かですか?
運転手さん:何言ってますねん。この川沿いに住んではる人たちが自分達の家の前のところを毎朝やってますぅ。
私:あの高瀬川がきれいなのはそんな努力があったんですねぇ。。。。。
その会話も終らないうちに京都の看板の話が!
運転手さん:京都の看板は補助金が50万円出るんですぅ。
私:えっ!50万円?
運転手さん:(ポップな看板を指さして)あんなんは駄目でっせ!
私:あぁ、街の雰囲気に合っていないとっていうことなんですね。
走っている最中も観光で来ている思われる県外のナンバーが多いことを指摘しながら、
運転手さん:でも清水さんへ行っても駐車できんの知らへんのやでこの車。あほやなぁ。どうせ追い返されるんやで。
私:。。。。。。
情報の詰まった会話をしている内に清水寺近くに到着。
この運転手さん良心的で、車の混み具合から歩いた方が早いとのアドバイス。
こんなに中身の濃いタクシーの時間を過ごしたのは初めてでした。
修復中の建物も雰囲気を損ねないようなカバーで覆われています。
やはり混んでいますね。
清水寺を後に京都駅へ。
素晴らしい造形美。新旧の融合が凄いです。
ちょっと面白い滝を発見。
落ちる水で模様や文字が描かれます。「ようこそ」の文字の後に五重塔や大文字の絵が描かれます。
動画の1コマを切り取ったので画質が悪いですが、ハートの絵文字にLOVE。
さて、いよいよ娘の婚約者の琵琶湖の湖畔にあるご実家へ。玄関から琵琶湖まで歩いて30歩くらい。
素晴らしいご両親で親としては胸をなでおろす思いでした。
話が弾み、夜中の2時近くまでおしゃべりをしてしまいました。
ご自宅の2階から日の出と日の入りが見られるそうで、凄く贅沢なお宅です。
琵琶湖も黄砂で対岸がうっすらしか見えません。
比叡山もあまりはっきり見えません。
琵琶湖でブラックバスを釣っている船が沢山出ていました。
下の写真の琵琶湖大橋は「メロディーロード」です。
路面に刻んだ溝がタイヤの振動で、制限速度の60キロで走行するとフルコーラスが聞けるそうです。流れる音楽は「琵琶湖周航の歌」で、何の曲かわからなかったのですがblogのために調べて判明。
さて、これから娘たちが母の日の前倒しで夕食をご馳走してくれるというので、楽しいドライブをしながら目的地へ。
うなぎで有名な「かねよ」
風情のある庭が見えるお部屋で。
ここの名物のうな丼です。凄い厚焼き卵。凄く美味しかったぁ。
美味しいご馳走と楽しい会話であっという間に時間が過ぎ一路東京へ。
いい滞在と母の日を過ごしたこの数日に感謝です。
最後までお付き合いありがとうございました。
2 件のコメント:
すご~い、なんて素敵なお店。
だぁりんは京都出身だけど多分町屋の中は見たことないと思う。
ぱちぱち写真を撮っている姐さまの姿が目に浮かびます。
そうなの、私も京町屋は外観だけだったので、興味津津。
本来の目的がすっかり飛んでしまいましたぁ(^_^;)
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