8.19.2013

布にエンボス加工

エンボス加工は色々なアイテム(紙、メタル、皮革等)を魅力的に変身させるのには素敵なテクニックです。

今回の記事は布のエンボス加工です。
布のエンボス加工はいろいろ過去にもやってみましたが仕上がりが今ひとつの結果だったのでスクラップブッキングには殆ど使いませんでした。

今回のテクニックは布を紙のように加工してからエンボスします。

加工の方法は4つあります。
1.専門の液を布に塗り乾かしてから加工する。
  今回は「Stiffy」という製品を使いました。
2.ボンドを水で薄めたものを布に塗り乾かしてから加工する。
3.洗濯のりを使って乾かしてから加工する。
4.布の裏に薄い和紙を糊で貼って乾かしたもの(「裏打ち」)を使います。

この中で4以外は簡単にできます。4は豆本の表紙の正統な作り方です。
豆本を習っていたのでこの方法もとても面白いです♪
3は湿気で時間が経つと腰が無くなって来ると思います。

このように加工した布は折り紙(?)も出来ますし、形が崩れにくいのでいろいろなクラフトに応用できます。

結論から言いますと、薄い布(特に綿)は上記の加工をしなくてもそれなりにエンボスできますが、少し厚手の布やニットはノリ加工をしないとエンボスできません。
でも駄目な物もあります。

最近のエンボスホルダーでお気に入りがAnnna Griffinのもので、とても良く出来たホルダーです。どうよくできているかというと、ホルダーのトップにスリットが入っていて、極端に言うとどんな長さの紙や布でも連続模様でエンボスで来ます。正に待ってました!のホルダです。

布をスリットから出している状態。


前置きが長くなりましたが、結果は薄い布から。


サテンぽいポリエステルの布(ノリ加工なし)


サテンぽいポリエステルの布(ノリ加工なし)



ポリエステルのニット。



普通ではエンボスできないのでノリ加工をしてみるとできましたぁ♪
でもあまり深くはないです。


薄手のウール。

薄手のウールもノリ加工をしないとエンボスできませんでした。



生成りの薄手の棉。

 きれいにエンボスで来ます。

左はノリ加工なし、右はノリ加工ありですがやはり右の方がエンボスが深いです。

これをリボンとして使う予定ですが、市販のリボンでもベルベットや厚手の物でなければエンボスできます。

さて、一番期待したベルベットはノリ加工してもクッキリはできませんでした。
 


ちょっとがっかりしたので昔やってみた、ベルベットにアイロンでスタンプをやってみました。


 使ったスタンップ。

今回の布のエンボスのテクニックは無地のリボンをゴージャスにする事ができるのと、好きな布にコシを持たせエンボスした布のお花もいいと思います。
このテクニックで今作ってみたい物があるので完成したらアップします。
皆さんもいろいろ工夫してオリジナルの物を作ってみてはいかがでしょう。

最後まで見てくださってありがとうございます。





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