今日(2/26)は杉並区主催
発達障害児地域支援講座
「支援関係者実践報告会」に行ってきました。
行った理由は3つ。
クラフト仲間のKさんが講演するから。
自分たちができる心構えを探りたかったから。
会場が、私の母の卒業した大学だったから。
薄っぺらい感想ですが、感じたことの抜粋です。
薄っぺらい感想ですが、感じたことの抜粋です。
Kさんの報告は
知り合いだからという
ひいき目を差し引いても
力強く具体的で
発達障害児をお持ちの
親御さんだけではなく
全ての人に当てはまる考え方で
腑に落ちました。
彼女の話した内容の1部を要約すると、
最初はこの子がいなければ。。。
夫婦と長女の3人だけだったら
楽しい時間が持てるのに
長男がいると途端に険悪な気分になる。
周りに知られたくないので、
専用バスに乗せず
自転車に乗せて頑張った。
その他たくさん話されましたが、
彼女はこのままではいけないという思いから
考え方の角度を変えることで
抱えていた葛藤を
少しずつ克服して行ったそうです。
彼が生まれたのには
何か意味があると。。。
その支えになったのが
同じ悩みを持つ人たちとの交流や
関係者の支援だということだそうです。
そして、私が一番心に残ったのは、
障害者の親だけで集ってばかりいないで
他の親との交流も積極的にすべき。
親だって沢山楽しまなければ
心も疲弊するし
子供にだって
いい影響を与えないと
言ったことです。
自分たちができる心構えを
探りたかったのですが
簡単ではないけれど、
理解の糸口を見つけました。
私たち日本人は
世界的にも
かなり優しい国民だと思いますが、
びっくりするほど
冷淡なところがあります。
ベビーカーで右往左往していても
手伝ってくれない男性。
車椅子の人を
優先してエレベーターに乗せない。
助けが必要な老人や子供に気が回らない。
etc.etc.
顔を洗うのと同じくらい自然に
本当に自然に
同情ではなく
手を差し伸べられる感性が
育まれたらいいなぁと
心の底から思いました。
報告会が開催された場所が
母が卒業した大学だったこともあり
今まで訪れたことがなかったので、
何かに引き寄せられる思いでした。
私が幼い頃から
母が口癖のように言っていた
ラテン語が彫られた
本校舎
"QUAECUNQUE SUNT VERA"
母はこれを
当時の教授から
「永遠なるものは真理なり」
と教えられました。
今日の講座の内容と共鳴し合います。
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