私の母は高齢で認知症です。
そんな母が、時計をたどたどしいながらも読めたので、脳トレも兼ねて作った時計アルバムです。今までの私の作品の中でも最も思いを込め、ありったけの知恵を絞って丁寧に仕上げた作品です。
今回のプロジェクトはGraphic45のペーパーは必須でした。
レトロだけどモダン。大好きです♪
母の若い頃、お出かけ用の帽子はチュールに羽をあしらったものでした。
それをイメージした蓋のデザインです。
時計の文字盤の中央にラインストーンをあしらいました。
蓋を開けると時計が格納されています。
時計を引き上げセットします。
引き出しのように見えますが。。。。。。
いくつもの戦火をくぐり抜けて残った数少ない母の若い頃の写真。
母はありがたい事に、いつ何処で撮った写真であるかを裏に書いておく質です。
お陰で、スクラップブッキングを趣味にした私にはありがたい事です。
今回、このプロジェクトに取り組んでつくづく感じた事は、
どういう写真かという事を記録する事の大事さでした。
いくらいい写真でも、誰?何処?何?いつ?
が分からないと折角のその写真は真の意味をなさないからです。
写真の裏に母の肉筆で書いた記録も大事なのでスキャナーでスキャンし、
印刷して貼りました。
自宅の玄関前でお手伝いさんと。
お陰で、スクラップブッキングを趣味にした私にはありがたい事です。
今回、このプロジェクトに取り組んでつくづく感じた事は、
どういう写真かという事を記録する事の大事さでした。
いくらいい写真でも、誰?何処?何?いつ?
が分からないと折角のその写真は真の意味をなさないからです。
写真の裏に母の肉筆で書いた記録も大事なのでスキャナーでスキャンし、
印刷して貼りました。
自宅の玄関前でお手伝いさんと。
母の独身時代では一番輝いていた頃でしょうか。
北京でお友達と。
北京でお友達と。
ヘアースタイルはサザエさんぽいv(⌒ー⌒)
中国語の通訳をしていた母がドイツ語の相互学習をしていた頃。
母としては珍しく書いていないので、この写真は残念ながら北京の何処かわかりません。
母がかぶっている帽子は正にチュールをあしらったデザインです。
母としては珍しく書いていないので、この写真は残念ながら北京の何処かわかりません。
母がかぶっている帽子は正にチュールをあしらったデザインです。
裏表紙には、母が私によく語っていた母の出生時の話や若い頃の話等をまとめ
ジャーナルブックとして収納しました。
ジャーナルブックとして収納しました。
パターンペーパーの中の ペンダントヘッドをカットし、
グロッシーアクセントでエポキシ風に仕上げてみました。
グロッシーアクセントでエポキシ風に仕上げてみました。
母の記憶を引き出す一助にと思って作った作品ですが、これを作ったのが2010年の7月で、この半年でどんどん認知症が進行していることもあり、母が何度も聴かせてくれたエピソードを抜粋すれば思い出すかと思いましたが、もう文字も読めなくなっています。
でも羽とチュールが気に入っているようで、それだけでも作って良かったと思っています。
ちょっと重い話になりましたが、決して悲観的な思いでいるわけではありません。
母が喜ぶ物は何か?と考え作るだけで楽しくなって来ます。v(⌒ー⌒)
母が喜ぶ物は何か?と考え作るだけで楽しくなって来ます。v(⌒ー⌒)
スクラップブッキングって改めて素敵な趣味だと思います。
最後まで観てくださってありがとうございます。