開催前にスクラップブッキングのお友達のチャオさんからチケットを頂いてずっと楽しみにしていました。
素敵でした!!!!! ← チャオさんありがとう(^_-)〜♪
ミュシャやロートレックが好きなので、展覧会場約2往復(^、^-)
1回目は普通に見て、2回目は気になるところをじっくりと。
印刷技術が進むにつれて、色彩表現が豊かになり、その変遷を見るのも楽しみのひとつ。
正にGraphic45(スクラップブッキングのペーパーメーカー)のペーパーの世界のような絵柄もあります。
今のようなポスターの原型は19世紀終わりころからでき始めたそうです。
産業革命 → 都市の大改造 → 市民生活の豊かさ → アールヌヴォーが生まれるという構図でこのようなポスターも生まれてきたそうです。
ポスターだけでなく、20世紀初頭のファッション小物も少し展示されていて、その繊細な仕上がりには驚きです。
中でもメタルメッシュのパーティバッグ(15センチ四方)はシンプルながら繊細に仕上げた技が印象的。
当時の女性の化粧品ケース(数点)も興味深く、どんな貴婦人が使っていたのかと想像するだけで楽しかったぁ♪
ミュシャが一躍有名になった女優サラ・ベルナールのポスターの数々は見とれました。
長さは2メートルくらいでしょうか。
出口の近くでこの展覧会の概略ムービーをやっていましたが、こういうものを初めてご覧になるかたは、こちらを先に見て回ると分かりやすいかもしれません。
今回買ったものは、
*上段左から缶バッジ2点
*ミュシャのポストカードブック( ← 殆どの作品があります)
中段左から
*Vogueの香水のポスター(ユップ・ヴィールツ)
*紙巻きタバコの巻き紙のポスター(ミュシャ)
*ヴァンジャンヌの殺菌牛乳のポスター(テオフィル・スタンラン)
これはとても興味深いポスターです。
18世紀後半からパリでは牛乳を飲む習慣ができたそうです。それまでは運ぶ途中で腐ってしまうので、街では飲めなかったそうです。子供が飲んでも大丈夫という安全性をアピールしているポスターだそうです。
*第一回ウィーン分離派展のポスター(クリムト)
下段左から
*フロンメのカレンダーのポスター(コロマン・モーザー)
描かれているのは運命の女神、持っているのは砂時計。命の時間を象徴しているのだそうで、人の一生には限りがある。。。という教訓的なポスター ← ちょっと襟を正してしまいそう(^、^-)
*ムーランルージュの宣伝ポスター(アルフレッド・シュブラック)
*パリのカフェ・コンセールの開店用ポスター(ロートレック)
*寝台特急「北極号」のポスター(カッサンドル)
このポスターは私的な意見ですが凄くいいと思います。
ポスターの第一目的である視覚的に印象に残るデザインができているからです。
シンプルだけれどダイナミック。
ミュシャやロートレックの世界とは異なる魅力のポスターです。
缶バッジも買っちゃいました。
仕事帰りに立ち寄って8時の閉店まで見て外に出るとそこにはキラキラした銀座の夜。
歩きがてら写真をパチリパチリ。
ミキモトはいつも素敵なディスプレー
今まで気付かなかったのがこの子。
路地を覗いている姿が可愛い天使。
この子目線でパチリ。路地を覗いている姿が可愛い天使。
道行く人はそんな私にいぶかしげな目線(^、^-)
まぁ、いいか。あらゆるものを違った視点で捉える事こそ楽しみも感性も広がるというもの♪( ← 恥ずかしさをかなぐり捨てたおばさんと思われたくない言い訳か。。。)
とてもいいものを観た日は心もリッチ。
宝石を散りばめたような銀座のライトを背に帰路につきました。
最後までおつきあいありがとうございました。
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